兵庫県がん診療連携協議会
文字の大きさ大標準
お問い合わせ トップページ

平成27年度 臨時(第2回)幹事会 議事録 平成27年9月17日(木)開催

兵庫県内のがん診療連携拠点病院と、準ずる病院を含め47病院の幹事と兵庫県医師会代表者、ひょうごがん患者連絡会ならびに兵庫県立粒子線医療センター、神戸低侵襲がん医療センター、兵庫県健康福祉部の担当者が参加した。平成27年度第1回幹事会議事録(平成27年6月4日開催)を確認した。

(1)準ずる病院の追加について

①幹事会運営要領の改正について

  • 平成27年7月に市立加西病院が、がん診療連携拠点病院に準じる病院に認定された。
    これに伴う幹事会運営要領の変更について、事務局の藤井部長より説明があった。運営要領別表2の準じる病院に市立加西病院を追加。

②幹事、部会員の確認(資料p.8~10)

(2)協議会・幹事会並びに各部会の平成27年度活動報告

①「協議会・幹事会」関連
  平成27年11月14日に第5回「ひょうご県民がんフォーラム」を開催する。テーマは「がんと遺伝子」。

②「研修・教育」部会関連
  看護実務研修を開催。「兵庫県がん化学療法チーム医療研修会」を10月3日に、また各セミナー、フォーラムは順次開催の予定。

③「情報・連携」部会関連
がん相談実務者ミーティングと事務局会議を開催の予定。平成28年1月23日に相談支援地域フォーラムin近畿を開催予定。
平成27年6月10日に都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会の情報提供・相談支援部会が開催され、出席。

④「がん登録」部会関連
地域がん実務者研修会を9月11日開催。がん登録実務者ミーティングを年4回開催予定。がん登録推進法が28年1月に施行されるため、医療機関への説明会等、準備を進める予定。拠点病院の現況報告を説明。

⑤「緩和ケア」部会関連
緩和ケアフォローアップ研修会は開催日未定。都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会緩和ケア部会国立がんセンターで12月7日開催予定。緩和ケアチーム研修会は、淡路医療センター主催で11月14日開催予定(27年度は旧プログラム)、平成28年度より新プログラムで実施)。

⑥「がんの地域連携パス」部会関連
拠点病院としては継続使用を原則とする。パス未使用の17施設には少なくとも1つ以上の使用をお願いする。兵庫県の統一パス策定後5年が経過し、パスの簡略化、電子化、情報共有などの要請があり、27年度に見直しを検討する。

<質疑応答>
質問1:緩和連携パスの開始について。
回答1:兵庫県内(姫路と加古川)で行っていたが、書類が多くなりすぎ煩雑すぎて使えないという共通した意見になっている。 回答2:(県医師会より)パスというよりも緩和ネットという感じになって、その時の患者さんの状態によってどの部署が受け持っていくのかという考え方の方がいいのではないか。緩和に対するケアをどのようにやっていくのかという事の中で一部にパスのようなものが非常に有効ということであればパスをつくるのは吝かではない。
質問2:パスについての見直し。ある程度整備をした方がいいのではないか。パス未使用施設が使用しやすいように考える、どうして使用しにくいのか意見を聞く。
味木参事:この会に出席している施設はすべて県の連携パスに協力するという事でこの場に参加している。準備に時間がかかるのは理解しているが少なくとも1つのパスは稼働できるように協力いただきたい。
質問3:電子化について。淡路圏域のほとんどの病院が接続する淡路ネットが部分的に稼働しはじめている。
協議会としての何か電子化のフレームがあるのか。今後の電子化共有についての計画が知りたい。
がんの連携パス部分のネットワーク構築に関してだけでも何か仕組みを作ってもらえればありがたい。
回答3:尼崎の武庫ネットを参考にしようとしているが、現時点で具体的に示せるものはない。

⑦PDCAサイクルについて
新たながん診療連携体制の概要にその構築が課題として挙げられ、PDCAサイクルの確保が求められている(資料P29~P33「PDCAサイクル実施計画・管理表」)。

(3)相談支援に関する意向調査について

県立がんセンター池垣先生:当該意向調査の説明(資料P34~)
6月10日国立がんセンターで開催された第5回都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会-情報提供・相談支援部会において、PDCAサイクルを用いたがん相談支援センターの活動を検討するWGが設けられた。
県としては資料P34、1)-1・2)-1と参加希望の施設が多いので参加をする方向で進めて行く。
班研究である1)-2・2)-2は全国30施設限定で研究が始まる予定。

(5)その他

  • 提案(兵庫県産科婦人科学会)
    「兵庫県がん・生殖医療ネットワーク」の設立について(資料のP48~P51)。
    当協議会としてはネットワーク設立の必要性を検討する委員会を設けたいと考えており、当会議で承認を得た。委員は数名で予定している。
  • 医科歯科連携の進捗状況について
    資料P52・53。平成27年度地域医療介護総合確保基金(新基金)についての説明会が9月14日にあり、医科歯科連携推進事業についても議題にあがった。内容のまとめがP53。
  • 情報提供(国の政策も)
    資料P54。第52回がん対策推進協議会議事次第。その中の資料2について確認。
  • 来年度のがんフォーラムについて(担当病院 国指定でもちまわり)
    4月16日の第10回がん診療連携協議会、6月4日の第1回幹事会で、今後は国指定の拠点病院が持ち回りで行うという事が承認された。今年度は県立がんセンターが当番世話人を担当。
    資料P62に今後平成28年~31年までの開催案を提示している。どの年度も本協議会はバックアップするが、A~Dの中で単独または複数の担当施設をそれぞれの枠の中で決めて頂き県民がんフォーラムの企画運営をお願いする。

以上

ページの先頭へ戻る

※PDF 形式のファイルがご覧いただけない場合は、下に表示されているバナーをクリックして最新版の Adobe Reader(無償) をインストールして下さい。
Adobe Reader ダウンロードページへ

  • がん診療連携拠点病院
  • 兵庫県がん地域連携パス
  • 兵庫県緩和ケア研修会
  • 兵庫県がん対策推進計画
  • 兵庫県がん登録情報
  • がん相談支援センター一覧
  • 関連情報リンク